【実話】コイウタ・完




部屋でぼーっとしていた私は、立ち上がりクローゼットの中から服を取り出した。



泣いて腫れた目は、化粧で隠せない…

だから私は、化粧もせずに行くことにした。

化粧しないんなら格好もキメる必要はない。



すっぴん、スウェットで家を出た…。



考えすぎかも知れないけど
ばっちりキメて行くより、佑斗といたいつもの私の姿…
何も飾らず、ありのままの自分で佑斗に会いたいと思った…



これからもまた会えるって気持ちでいたかったから…





駅まで歩く道の途中、何度も佑斗との画像を眺めた。

寂しくならないように…

楽しかった日々を思い出す。