『…会えない…』
『なんで…?好きな人出来たの…?』
『違う。好きな人が出来た訳でもないし、理由はない…ただ、夢しか見えない…もう詩音とは付き合えない…』
『2年半だよ?なのにこの電話だけでさよならなんてやだ…会ってよ…嫌いなら会ってそう言ってよ…』
『分かった。』
本当は聞きたくない…
きっと佑斗の口から直接『嫌い』なんて言葉を聞いたら、私はもう前へは進めなくなる…
でも、会わずに終わる方が
もっともっと辛いから…
『じゃあ明日詩音んち行くから』
『分かった…』
『じゃあ』
『バイバイ…』
プーッ…プー
