【実話】コイウタ・完




それから私は、リハに集中した。



佑斗のことを完全に頭の中から消すのは、無理だったけど…



家では暇さえあれば「BOY」の歌詞を取り出し、上手く歌えないところに印をつけながら練習した。


常に携帯を手放さない私が、電源を切って佑斗のことも考えないように…誰からも連絡がこないようにする…。




本当に本当に負けたくない。



絶対にメインステージに立ちたい。



今、応援して下さっているファンの皆さんの為にも…私の為に一生懸命頑張って下さるスタッフさんの為にも…



かっこいい晴れ姿を見せたい。


なにより、自分の為に…
また1つ成長する為に…




私…頑張るよ。