デビューして3日…。
相変わらず佑斗からの連絡は来ないままだった…。
今の状態が不安になり、親友のケイに電話をする。
プルルルル…
『は〜い☆』
ケイは、いつもの元気な声ですぐ電話に出た。
『……もしもし』
『…詩音?どうしたの?佑斗くんと、なんかあった?』
普段、佑斗のことで悩んだりすることが多いからケイは私の声を聞いてすぐに分かったのだろう。
『うん…実はね、あの日から佑斗から一度も連絡がこないんだ…』
最後に会った日、バイバイしたあとケイに電話した。
特に理由はなくて、ケイの声が聞きたくなったからだ…。
