佑斗とのプリ帳や、写真を机の鍵のついた引き出しから取り出して、一つ一つ思い出を確かめるように眺めてた…。 幸せそうな二人…。 この時は、まさか別れる日がくるなんて思ってなかったよ。 『ご飯出来たけん、はよ降りてこんねー!』 童夢が階段をのぼって来ながら呼んでる。 『分かった!今すぐ行くけん待っとって!』 そう返事をしてリビングへ向かった。