王様監禁ゲーム。


沈黙が流れる。

今日の出来事があったら、別れるなんて当たり前だ。


あたしはその当たり前を言っただけ。


「本気?」

低く、ドスの聞いた声。

怯えながらも、

「うん」


そう答えた。


もう嫌だ。

これから一緒にやっていく自信がない。


あたしの精神が持たない。

あたしの為という行動が全て苦痛でしかなかった。