生まれて来る子供は女の子だと知ってから二人で名前をつけた。

詩織の“織”という字は“しき”とも読めるらしい。

はじめは“織”一文字で“しき”と付けようとした。

けど、“織姫”と書いて“しき”と読むように決めた。


織姫が無事生まれた後

あの教会で

二人だけの結婚式をしよう。

そう約束していた。