私は先生によく懐いていた。 暇さえあれば先生のところへ行き、話をした。 いつも飾らなくてぶっきらぼうだけど、どこか優しい。 生徒からの信頼も厚く、男女関係無く人気があった。 私はそんな先生のことが好きだった。 この気持ちが憧れなのか、恋なのか、そんなこともわからないけれど先生といると居心地が良かった。