引くと進むが3対3になったので、どっ
ちつかずのネコ専務に決めてくれとみん
なが要求し、ネコ専務は

「うーん、どっちかというと進みたい
 なあ」

と言った。こうして、アフタンはとり
あえず、あと一日だけ進んでみることに
したのであった。


次の日の15時頃、やはり何の成果も
なく、みんなが帰り道のことを考えて
いたときに、ナポレオンはそれを見つ
けた。

それは、2メートルくらいある、巨大な
足跡だった!