さらに次の日。緑がかった川に沿って
歩き始めて3日目の午前10時ごろの
こと。

何の前触れもなく、7人はバッタリそれ
に出会ってしまった。

10メートルはあろうかという胴体から、
やはり10メートルくらいの細長い尻尾
を生やしている、砂山のような超巨大
ネズミ!!

幻の怪獣ンベンベは、ゴクゴクと川の水
を飲んでいる最中であったが、

カメラやビデオで撮影しながら恐る恐る
近づいてくるアフタンに気づくと、その
不気味な紫色の両眼を、キィと鳴きなが
らクルッと7人に向けた!