足跡は深く地面に刻まれており、同じ
ような間隔でどんどん続く。

それに、周りの樹の枝や下草にも、何か
大きなものが通った跡が残っているので、
7人はそれを何時間も苦もなく追跡して
いった。

しかし進路が、幅が30メートルくらい
ある川にぶち当たると、足跡はそこで
途絶えてしまった。ンベンベはこの川を
渡ったらしい。