朝の会終了後、私は月島君に呼ばれた。 「僕・・・貴女の名前が分からないのですが・・・。」 「あっ、そうだよね。私、花和梨。風間花和梨だよ。」 「花和梨さんですか。よろしくお願いします。」 月島君は深々と頭を下げた。 キーンコーンカーンコーン・・・。