からふる



 「じゃぁ、オレ、ファンタな」


 「オレも~」


 「オレは、お茶な」

 「オレも~」


 「じゃぁ、私はオレンジジュースで」


 ・・おk。覚えてたらがんばるゎ。


力なく言い残して、セミの大合唱の間をぬって歩いていく。
木陰に通りかかるのに、すわれないなんて・・・・。
いつもはジャンプすれば届くこずえが、妙に遠い感じがする。