恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜



「私は莉央が思ってることを代弁しただけ…。」




愛は涙を手でぬぐった。



それでも目から涙が流れてきていた。





「でも、莉央は知ってたの?先生の退職…」



「うん。冬休みに入る前に聞かされてた。他のみんなには黙っといてって言われてて…」




その言葉を聞いた愛は、何かに気付いたようにハッとした。




「もしかして…ずっと悩んでたの?風邪じゃなくて??」




愛の察しは本当に鋭い。。。



隠しても無駄だと分かってしまう。