「莉央…。」 隣にいた愛が、心配そうな顔で私を見た。 この事実を知っていた私は…、 ただ黙ってうなずくことしかできなかった。 「次の顧問は、体育の斉藤先生に任せることにした。次の練習から、引き継ぎで俺と一緒に指導するから。」 体育の斉藤先生は… 確かまだ新任の若い先生で、新聞部の『桃北先生人気ランキング』で1位に輝いた、かなりのイケメン…だったよね。 (ちなみに渡先生は3位) 私は渡先生にしか興味なかったけど、愛がたまに斉藤先生の話をしていた気がする。