だけど、先生の真剣な顔が崩れることはなかった。 「莉央が心配だったから…。でも、水泳部のメンバーにも馴染んでるし、50m泳げるようになった。もう俺の指導がなくても大丈夫…だよな?」 大丈夫じゃない。 大丈夫なわけ、ない。 だって私… 先生がいたから、今まで水泳部を続けられたのに…。