「ほら、莉央!渡先生、4番目スタートみたいだね。」 愛がスタートラインの方を指差して、渡先生の位置を教えてくれた。 愛の指をたどっていくと… 確かに、黒いTシャツに黒のジャージをはいた渡先生が、ストレッチをしながらその順番を待っていた。 そうこうしているうちに、競技はスタート。 先生の出番は、すぐにやってくる。 なんだか… 私まで緊張してきた。