恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜



「はい。500円あれば足りるよね?じゃあよろしく♪」



愛は笑顔で私に500円玉を渡した。




…てか、

私を励ますためにジュースおごってくれたんじゃないの?



なぜ私が買いに行く羽目に…???







プールの入口の端っこの方に、3台の自動販売機が並んでいる。


歩いたら少し距離があると思う。




プールから出たばかりなのに、何歩か歩いただけで汗がにじみ出てきた。






「都築。」




不意に
数歩前を歩いていた山田くんが振り返って、私の名前を呼んだ。