「おう、橋本。大丈夫か?」 頭を下げたままの橋本先輩に、渡先生が言葉を投げかける。 「はい!もう平気です!」 「先輩だからって、あんまり無茶するなよ?お前は後輩をサポートする立場なんだから。」 先生は、少し安心した様子で橋本先輩に言った。 「ま、のんびり休んどけよ。」 先生はお辞儀で曲がった橋本先輩の背中をポンポンと軽く叩いた。 「みんな無事に帰ってこれて良かったよ。少し休んだら帰るぞ。」