「とりあえず、橋本を先に下ろそう!」 渡先生の適切な指示によって、生地の強そうなジャンパーで即席の担架が作られた。 そこに橋本先輩を乗せて、担架を持つのは森田先輩と山田くん。 担架隊を先頭に、私達は急いで下山していった。 なんか、 頂上を楽しんでる場合じゃなかったな…。 もうちょっと先生と登れた喜びの余韻を味わいたかったのに…。