「おい!高山病じゃないのか?」 その様子を見た渡先生は、血相を変えて森田先輩に駆け寄った。 「え…?そういえば、序盤にハイペースで登ってたような…。」 森田先輩によると、 まだ森田先輩達が先頭で登っていた時、橋本先輩だけ先に登って休憩所で待っていたことがしばしばあったらしい。 こんな標高の高いところは、空気の薄さに慣れながらゆっくり登らないといけない。 いくら『登れる』と思っても、ハイペースで飛ばしていたら、高山病にかかりやすいらしい。