「俺達と森田達の位置を入れ替える。森田達はまだ3人とも大丈夫そうだから、今後遅いやつが現れた時のカバー。俺は莉央をカバーするから。登ろう。」
ポカンとする私は先生に促されて、再び登山道に戻った。
うっ…。
やっぱり気持ち悪いかも。
でも…
やっと、私の願いが叶った。
『先生と、富士山を登りたい』
愛には悪いけど、自分の体力の無さに、この時だけは感謝。
だから、
ちょっとぐらいの気持ち悪さにへこたれてる場合じゃない!
先生がいてくれる。
それだけで、私が山を登る力と勇気に変わる。
そう
私はもっと、頑張れる…!

