だけど…
そこは今までの楽な道とは全然違っていた。
途端に岩場が私達を阻む。
まるでロッククライミング???
私は必死に岩を登った。
息が切れる。
苦しい気持ちが支配し始める。
そして、
なんで私がこんな辛い思いをしてまで山を登らないといけないのか…、
訳の分からないことまで考え始めた。
「都築さん!前についていこう。」
川崎さんは私より4、5歩前を歩いていたけど、
私がぴったりついてきていないことに気付いて、振り返って声をかけてくれた。
だけど、
川崎さんについていくのも厳しい状況…。
とにかく必死に岩の中で足を置けるようなところを見つけ出して、
ただ歯をくいしばって登るだけ…。

