恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜




「そろそろ登山開始の時間だな!じゃあ、スタート地点まで、コレ持っていこうか?」



橋本先輩の一声で、私達は一人一つずつリュックを持ってバスを降りた。



一つは救急用のリュック。

ケガした時の消毒液や、高山病対策の酸素缶などが入っている。


あと二つのリュックは、7人分の水や食べ物、防寒具など。





リュックを背負ってスタート地点に行くと、すでに他のメンバーがスタンバイしていた。



愛はやっぱり、渡先生と話している。


川崎さんは、森田先輩と話していたみたい。



森田先輩は私達に気付くと、こちらに駆け寄ってきた。