驚きを隠せない私に、川崎さんは落ち着いた声で言った。 「都築さんとは世界が違うでしょ?」 「え…」 『うん』と言って、いいのか悪いのか…。 悩む私を横目に、川崎さんは更に話を続けた。 「秋の中間テストでまた成績下がったら、私が何と言おうと水泳部辞めさせるって…。せっかく勉強から逃げて生きがい見つけたのに、それだけは困る…。」 「え!?辞める?そんなの、私も嫌だよ…。」 せっかく川崎さんと仲良くなれたのに…。 でも 勉強地獄に苦しんでる川崎さんも見たくない。 どうすればいいんだろう…?