ヤバイ、こける! …と思った時。 「莉央!」 先生がとっさに走り込んで、床に倒れる前に私を抱きかかえた。 「莉央、大丈夫か?」 「先生…?」 私…、こけてない? 「せっかく足治ったのに、何回もこけるなよ?」 先生は安心した顔で私に言った。 …その優しい声で。 そして、優しい温かさを全身に感じる。 先生…、あったかいんだね。 すごく心地いい…。