「僕なら大丈夫だよ。いま生きてて良かったって本当に思うんだ。それより母さんはいまでも天の声は聞こえるの。」
「あれからは聞こえないわ。でもあなたの十字のアザがなによりもの証しだったしね。」
「十字ってこのアザのこと?」
「そうね。」
「このアザは誰にも見えないのに母さんには見えるの?」
「たぶん母さんには天から舞い降りた時から見えていたから母さんだけは見えるのかもね。」
「じゃ母さんも何か力はあるの?」
「母さんには力も十字のアザもないわ。」
「そう…僕だけなんだ。」
「あれからは聞こえないわ。でもあなたの十字のアザがなによりもの証しだったしね。」
「十字ってこのアザのこと?」
「そうね。」
「このアザは誰にも見えないのに母さんには見えるの?」
「たぶん母さんには天から舞い降りた時から見えていたから母さんだけは見えるのかもね。」
「じゃ母さんも何か力はあるの?」
「母さんには力も十字のアザもないわ。」
「そう…僕だけなんだ。」
