君の面影を探して

お互いの唇が触れる寸前で止めていたのだ

さすがに無理矢理キスするというようなことはしない

そんな怜桜の優しさを感じて満月の頬は緩んだ


「ギャー!やめろって!」

「うひゃひゃひゃひゃ」


怜桜は魁人の方へ満月を抱いていくと

「いろいろありがとうな」

そっとそう囁いて満月を下ろすとまた走り出した



4人が遠ざかったのを見計らって魁人は満月にそっと教えた


怜桜がずっと昔から満月に惚れていたこと

今まで1度も人に礼を言ったことが無かったこと

いつも満月をいじめた後に後悔していたことを…


それを聞いて満月は腹を抱えて笑うのだった