そう思っていると、 丸付けを始めた室長と、 偶然目が合った。 室長は首を傾げてウチを見る。 「何?どーした?」 ハッと正気にもどる。 「いや…っ! なんでもっなっいですっ!!」 うはぁっ!! 噛んだっ!! 恥ずっ!! ウチはソッコーで目を反らす。 なんかドキドキ… 低いような高いような、 でも、ウチにとってはちょうど良いくらいの声。 なんか好きなんだよなぁ…。 ウチ、なんなんだろ?