「でき…マシタ。」 隣にいる室長に一通り解き終わったノートを差し出す。 「速かったね。」 そう言うと、 室長は華奢な大きい手でノートを受け取った。 仕事ばかりで室内に籠もっているのか、 日焼けをしていないキレイな白い手。 キレイだなぁ…。 手も細いし、 白いし…。