*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜








「どう?宿題できた?」







室長は素っ気ない口調で
ウチに尋ねる。







いやいや、

できるわけ、

終わるわけ

無いっしょ☆


マジ完全不可能ー。

的な?






ウチは横に頭をフリフリ。





「…終わりませんでした。」



かなりちっさい声で答えた。



しかし、室長の耳には届いたようで…




「そうかー。
じゃあ、この時間に全部終わらせちゃってよ。
後で解説するから。」