*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜




すると、

室長が、奥からヒョッコリ顔だけ出した。





プッ

なんか、

…ミーアキャット…に似てるみたいな。




笑いそうになったのを顔を背けて耐える。



「あぁ…、えーと、11番ね。」




室長はアバウトにそう一言言うと、
また奥に引っ込んだ。




アッバウトー。

11番ね…。

ハイハイ。



ウチは前回と同じ席に移動する。





バッグから教材を出して着席した。



あーぁ、

宿題終わんなかった。


…怒られるかな?




ウチは少しビクビク?

いや、ソワソワしながら室長を待つ。






ちょっとして、

室長が隣の席に

また大量のプリントを持ってやってきた。






うわ、来たぁ…。

なんだしその量…。

イジメかっ!!!!