*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜





「あの…お腹は大丈夫でしたか?」



ウチは今朝のヒットしてしまった肘鉄の事を恐る恐る聞く。




…マジ怖ぇ…

怒ってるかな?

キャーッ、無理っ!






…しかし、先輩は意外にも笑顔で、



「気にしないでよ。別に平気だし。
つか、こっちこそごめんね?」



先輩は両手を合わせて謝る仕草をした。





ハワワワワ…

先輩…

優しい…優し過ぎる…。


ウチ、嬉しさと感動に溺れちゃいそう…





そして先輩は、勢いよく出てきた通りなにか用事があるらしく、

「じゃあね。」

と言ってまた走って行った。







ウチ…

ウチ…



幸せすぎるでしょぉーー。