「あの…お腹は大丈夫でしたか?」
ウチは今朝のヒットしてしまった肘鉄の事を恐る恐る聞く。
…マジ怖ぇ…
怒ってるかな?
キャーッ、無理っ!
…しかし、先輩は意外にも笑顔で、
「気にしないでよ。別に平気だし。
つか、こっちこそごめんね?」
先輩は両手を合わせて謝る仕草をした。
ハワワワワ…
先輩…
優しい…優し過ぎる…。
ウチ、嬉しさと感動に溺れちゃいそう…
そして先輩は、勢いよく出てきた通りなにか用事があるらしく、
「じゃあね。」
と言ってまた走って行った。
ウチ…
ウチ…
幸せすぎるでしょぉーー。


