「おはよ☆」
上目遣いで挨拶されて、相変わらず
これはモテるよなぁ…
と思うのも山々、
まず、
さっきヒットしたところが痛いんですよ、真子さん…。
真子はウチの体から離れて、
ニイッと笑った。
「どうしたの?なんか今日はアタシよりテンション低いじゃん。」
お前を基準に考えないでください。
「なんかあったー?」
今日も全くのやんわり系。
ったく…もう…。《苦
「…先輩に肘鉄しちゃった。」
眉をしかめる真子。
「えー?痴漢された?」
ええぇ?
そう来ますか?
「ち、違うしっ。事故だってば。」
ウチは両手をバタバタさせて、必死に訴えた。


