*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜







え?





キョトン






今、
名前…






「入っていいよ。
もう、席空いてるから。」






室長は唖然とするウチの横を通り、

入り口のドアを開けた。





そして、
中に招き入れるように待っていてくれた。



こんな扱いを受けたことが無いウチは、
どうしたらいいのか、

とりあえず小さく会釈。








…名前…
覚えてくれてんの?



わざわざ生徒の下の名前を?









…でもまぁ、

先生だから当たり前よね。





自惚れんなぁっ、
自分。