*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜






ウチは、

このまま時間が止まりやしないかと、

目の前のドアをジッと睨んだ。







すると、





ガチャ




突然、

目の前のドアが勢いよく開く。






え゛っ!!!!



いきなりの不意討ちで仰け反り、
真面目にビビるウチ。


何ッ!?


ギャー!

うわーっ!

ヤバい!!


確実キョドってる自分。




なんの根拠もなく、
本能で、
一瞬で素早く身構えて警戒した。

けれど、
出てきたのはただの小学生の生徒。



…警戒損。


ホッと少し力を抜く。



なぁんだ、
チビちゃんじゃん。

あーぁ、
ビビッて損した。