崩壊。 一言で言うと、 パニック状態 絢音の頭は、 ブッダや聖徳太子の様に 沢山の事をすぐには理解できないのです。 ウチはいきなり動きを止め、 一点に異常に視線を集中させた。 「おーい?」 室長がウチの頭をポンポンと叩いた。 ハッとウチは我に帰る。 自分、 我に帰んの今日で何回目だよ。 つか、気やすく触んないで! 途端に、 と言うか、 本能的に、 室長の手を払いのけてしまった。