あー、 この匂い好き。 大好き。 もー、言葉で言い表わせられないぐらい 「大好きぃっ!!」 ウチは座ったまま 両手を上におもいっきり突き上げて叫んだ。 「何が大好きなの?」 後ろから聞き慣れた声。 はぅあっ!!!!!!!!!!!!!? 後ろを振り向くと、 今日も白衣をビシッと着こなした 室長が立っていた。 「え、いや、その、え?」 突然だったからついキョどる。 「アハハハハハー」 ウチが笑う。 「アハハハハハー」 室長も笑った。 なんだコレ。