「絢音っ、絢音っ。」 誰かが後ろから 囁き声で呼んでくる。 ウチは小さく振り向いた。 隣の列の一番後ろに座っている 真子だった。 「アンタ、どうしちゃったのよ?」 ウチはピースをして笑った。 すごいだろーっ。 とマッチョポーズ! あ・と・で・ね と口パクをして前を向いた。 この日の時間は初めての感覚ばかり。 授業が全部わかるんだもん♪ 最っ強ー☆