「無いよっ、それはっ! 無いっ!!…タブン…。」 擦れた声で タブン と付け足した。 だって、なんていうの? 話し聞いて まぁ一応慰めてくれたわけだし? 頭撫でられて、 少し…少ぉーしだけ 嬉しかったし? 数学もアイツのおかげさまで ちょっと面白いって 思うようになっちゃったわけだし? 尊敬。 的な?