*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜









「…ふん。バーカ。
塾の先生に話すなんて、バカでしょ!」






あ、フツーにひがみですね。

完璧ひがんでますね。




ウチは苦笑いした。





こりゃあ今日は簡単に
機嫌が治りそうにも無いわ。







「だってさ、だってさ…
優しかったんだもん。」




「優しいから言うわけ?」




「頑張り過ぎんなって
言ってくれたんだもん。
慰められたんだもん。
…言うしか無いじゃん?」




「要するに?
ソイツを好きになったって訳ねっ!?」









ちょ、ちょっとタンマ!




展開速いっ!!