*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜







マール書いて

チョンッ

チョンッ





真子の指が円を描き、
指にスナップを効かせて
思いっきり引き抜いた。





「痛いってっっ!!」


ギャアァァアッ。

痛みが痛烈に走る。


「ちょっと!
こぶとりじいさんみたいになったら
どうすんのよっ!?」



「なれよっ!
なっちまえよっ!
バーカバーカ!!
いっそ死んじゃえ!」







真子ったら…


嫉妬してんのバレバレ。




「わかった…わかったから。
次からは
ちゃんと一番に教えてあげるからね?」






あー、もう。

保護者の気分だ。