*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜







真子はウチの肩を離し、
今度はほっぺをギュッと掴む。








「アイファファファファファファファ!
ほふぇんっへ、ふぁほっ!!」

(アイタタタタタタ!
ごめんって、真子!!)





「アタシより先に教えてもらってるなんて
あり得ないっ!
生意気っ!」





途端に闘争心むき出しの彼女。




え、つか嫉妬?

的な?




「絢音も絢音だよっ。
なんで言っちゃうの!!
信頼してるヤツなの!?」





だぁってさぁ…




「ひょうはなはったんでゃもん。
アレがアレふぁっふぁはらさ…」

(しょうがなかったんだもん。
アレがアレだったからさ…)




話しにくくてしょうがない。








「アレってなんだよっ!?」