目が合う。 一重なのに鋭い目力。 少し吊り目。 視線だけで、 なんかヤバい。 全部見透かされた気分。 引き込まれる。 ウチ、何やってんだろ… なんでコイツに撫でられてんの? なんでコイツに触らせてんの? ウチのバカッ!!!!!! 一気に赤面。 室長が どうした? と声をかけた。 しかし、 もうウチの耳には入っていない。 ドクンドクン 波打つ心臓。 不思議な違和感が 自分を包む。 先輩を好きになった、 あの感覚と一緒だった。