*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜






すると、




コツコツ

と革靴の音。



すぐ隣に室長が来た。




「大丈夫?」




もうっ、
ほっといてよっ。



隣に座る室長。



ポン


っつーか、


ズシッ


と、ウチの頭に重みがかかった。




「お疲れ様。」




そのまま優しく頭を撫でる。




「室長ぉ?」


「ん、何?」




ウチは伏せたまま首を動かして
室長を見る。

まだ頭は撫でられているまま。