人間やる気になればなんでもできるのだなと思った

私は自分でもビックリするぐらいの早さで着替え

わき腹が痛くなるほど走って

グラウンドに50分前にたどり着いた

もう、一年生の部員はグラウンドの整備

後輩のマネージャー達もせっせと用具を出してテキパキと動いていた

「こんにちは!」と礼儀正しく爽やかに私に挨拶する後輩たち

私も一応野球部員

急ぎたいがきっちり笑顔で挨拶を返した

それが終わると私は自分の荷物を投げ捨てるように置き、急いで部室へ駆け出した

私の午後練習の最初の仕事は部員が飲むドリンクを作ることだ

グラウンドから少し離れた所にある部室に着くと息つく暇もなく

タンクを引っ張りだし、タワシでゴシゴシと洗った

そしてきれいに洗ったタンクに大量の氷を入れる

ガラガラと大きな音を立ててタンクの中にたまる氷はひんやりとした冷気を放ち、さっきから動き回っていた私を癒してくれた

氷の入ったタンクにさらに、水を勢いよく入れるとパキパキと氷が音をたてながらタンクの中は水で満たされた

ふたを閉めて、小さなタッパーをその上に置いた

そして、私は部員の使うコップを洗い始めた