吹奏楽同好会だ!


「合奏するよ。準備して~」

西野先輩は俺が練習している横に来て肩を叩いてそう言った

そろそろ同好会も終わる時間だ。俺は音楽室にある時計を見ながら、自分が座る椅子を準備した


吹奏楽同好会は音楽室を閉める30分前に合奏を一回だけ通して終わる。

吹奏楽部がするような合奏みたいに、指揮者がいて演奏者がいるようなことはまずない。

吹奏楽同好会は
クラリネットとサックス、トランペット、タンバリンを演奏する4人しかいないので、ほぼアンサンブル状態だ。

「じゃあ、カントリーロードを合奏しま~す」

後輩の明石がそう言って軽快にタンバリンを4回叩く。

するとまず、西野先輩がクラリネットで緩やかなメロディーを奏で始めた

そこに、伴奏を担当しているサックスの坂本がメロディーにぴったり自分の音を重ねる。

そしていよいよサビに入る時に、俺がトランペットの音を飾りに入れてみる

サビに入ると、明石が唄いはじめた。物凄く嬉しそうに歌う明石を見てるとなぜかみんな気分がよくなる。

そのまま曲はフィナーレを向かえて今日の吹奏楽同好会の活動は終了した。