俺様王子


時間がたって
泣き止んだアタシに気がついて佐々木が離れようとした


「や、離れないで…」


するとまた抱きしめてくれた


「アタシ…お風呂……入りたい……」


「分かった。ちょっと離れるよ?」


そう優しく囁いて洋服を取りにいってくれた



ワイシャツもビリビリに破かれてしまったから


服を貸してくれた