「あら光留おかえりなさい、それにしても早いんじゃない?」 「あぁ、今日は短縮授業だったし、走って帰ってきたからっ…!お母さんっキッチン借りるね」 「いいわよ、何作るの?」 「神郷先輩にパン作ろうと思って」 お母さんは、へぇ~…なんて言って、得意のニヤニヤ。 「懐かしいわ~」 私がパン生地を練ってるときにお母さんがそういった 「どういうこと?」 「お母さんもね、パパによくパン作ってたなぁって思って♪」