『相変わらずの馬鹿かげんで』



そう言って先輩は
マンションを出ていく



「待ってくださいー!」



『早くしろよ…母さん達迎えに来てるから』



そうなんだ…!
ゆっくり電車で行くもんだとばっかり…






「あっ…!」



あ?



「って…えーーーー???」



なんで?何がどうして?




「おはよ…光留…」





なんとそこには夏樹と…
仲良さげに歩く、直くんの姿。